読録日誌

僕が読んだおすすめの書籍の書評を掲載します。毎日10冊以上の本を少しずつ、iPadのKindleアプリで読んでいます

やれたかも委員会「1」〜あの娘との夜を思い出す

ネットで話題になった「やれたかも委員会」がKindle Unlimitedで無料で楽しめる。筆者は男友達からこの漫画の評判を聞いて、cakesというサイトに掲載されているオンライン版を読んだことがあった。無料で読めるのは「一話のみ」だったが、その独特の雰囲気が面白い。続きを見るために、cakesの有料会員になるのは「悔しい」と思っていたところ、単行本化された本書をKindle Unlimitedで見つけた。早速iPadのKindleアプリに入れて、毎日楽しみにしながら、読み進めた。

f:id:tsuka_saotome:20171109115054j:plain

続きを読む

「意識の量」を増やせ!〜日々の生活の中で「気づく」ために

「意識の量」とはなかなか聞き慣れない言葉である。齋藤孝氏による「『意識の量』を増やせ!」を読了した。いかにもな新人社会人や、著者が指導を担当している学生などが、例の中で取り上げられていて、「これは新社会人 or 学生向けなのかな?」と読み進めた。すると、普段の日常生活では、それこそ「意識をしていない」「意識の量」についてカジュアルにまとめられていた。社会人経験10年以上、三十路半ばの僕であっても、教訓となる箇所がいくつもあった。若い人向けの書というわけでもなく、仕事やプライベートを充実させたいと思っている方、全てにオススメ出来る良書だ。

f:id:tsuka_saotome:20171107121755j:plain

続きを読む

21世紀の「裏」ハローワーク〜高城剛があの職業に切り込む

表立って言えない職業がある。いわゆる「裏の」仕事だ。本書「21世紀の『裏』ハローワーク: 人には言えないもうひとつの職業図鑑」では、ハイパークリエイターと呼ばれてから久しい高城剛がそんな職に就く7人の男女にインタビューをしている。「表の」世界にいる人間としては、「知ってはいけない世界」を垣間見れる気がして面白かった。高城剛の会話の持っていき方もさすがだった。

f:id:tsuka_saotome:20171105140458j:plain

続きを読む